元町公園

市電5系統 末広町 徒歩3分

 元町公園は、明治から昭和25年まで、箱館奉行所や開拓使がおかれ、道南・北海道の行政の中心だったところである。昭和45年に洋風公園として開園し、旧函館区公会堂や北海道庁函館支庁庁舎などの歴史的建造物が見学できる施設になった。
元町公園 05/8/29
旧函館区公会堂
旧函館区公会堂
 明治43年に当時のお金で5万8千円(現代額に換算すると10億円以上と言われる。)かけて建設された左右対称のコロニアルスタイルの建物である。当時は大正天皇の行啓宿舎としても使われた。戦時中には2階のバルコニーや屋根等の装飾品撤去された時期があったが昭和57年に塗装と共に当時の形に復元された。また昭和45年に国の重要文化財に認定された。現在でも元町のシンボル的建築物である。
北海道庁函館支庁庁舎
旧北海道庁函館市庁庁舎 04 3/31
 明治42年に完成したこの建物は、北海道有形文化財・市の伝統的建物に認定されている。現在は、1階は観光案内所、2階は函館市写真歴史館になっている。写真歴史館には日本最古の写真が飾られている。