元町教会群
明治7年に英国聖公会宣教師デンニングが来日し、末広町に講義所を開設した。その後度々大火に合い場所を転々としていった。
現在の建物は、大正10年に再建され昭和54年に改築されたものである。上から見ると十字架に見える。中世ヨーロッパの教会に良くみられる建築様式を取り入れ近代化なデザインにしたものとなっている。
安政6年仏の宣教師メルメが来て仮聖堂を建てたのが始まりである。明治に若干場所を移動して現在に至る。この教会も例に漏れず幾度と大火の犠牲となっている。
現在の建物は大正6年の大火後、大正12年に再建されたもので耐火建築となっている。教会内の祭壇や壁像の木彫りはイタリア本国からローマ法王によって贈られたものである。